反対咬合(受け口)

反対咬合(受け口)とは?

反対咬合(受け口)とは?

正しい噛み合わせと逆になっている状態です。
嚙み合わせが正しい場合は上の前歯が下の歯に被さりますが、反対咬合はその逆で、下の前歯が上の歯より前に飛び出しています。
一般的に「受け口」と呼ばれています。

反対咬合(受け口)の原因

生まれつきの骨格、上あごの成長が下あごに比べて不十分だった、幼児期の指しゃぶりや口呼吸などの癖によるものがあります。

反対咬合(受け口)のリスク

外見的に気になる上に、あごの骨に負担がかかりやすく、顎関節症を引き起こす恐れがあります。
また前歯が噛み合っていないため奥歯への負担が大きく、奥歯の寿命が短くなることがあります。

反対咬合(受け口)の治療法

大人

大人の場合は骨格の成長が終わっているため、下側(口の中側)にブラケットを使用して抑えたり、上の前歯を前に動かし下の前歯を後ろに下げたりして症状を改善していきます。
軽度の場合は抜歯をしない治療が可能ですが、中程度~重度の場合は小臼歯を抜歯してスペースを作り、下の前歯を後ろに下げます。

子供

子供はあごの成長が活発なので、「チンキャップ」という装置を使って下あごの成長を抑制します。
下あご(おとがい)にあてるチンキャップと、頭にかぶるヘッドキャップからなります。
目立つので自宅にいる時や睡眠時に使用しますが、1日10~12時間は装着していることが望ましいです。

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