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矯正治療の痛み・違和感対策 ~痛みの感じ方と上手な対処法~

矯正治療を始めるにあたって、多くの方が気になるのが「痛み」や「違和感」です。実際、歯を動かすための力が加わることで、ある程度の不快感は避けられません。しかし、痛みの感じ方には個人差があり、適切な対策をとることで快適に治療を進めることができます。

今回は、矯正中に感じやすい痛みや違和感の種類と、その効果的な対処法を詳しくご紹介します。


■ 痛み・違和感の種類と感じ方

  1. 矯正装置装着直後の鈍い痛み・圧迫感
     ブラケットやワイヤーをつけた直後や、ワイヤーの調整をした後に、歯全体が締めつけられるような鈍い痛みや圧迫感を感じることがあります。これは歯が動き始めるサインで、通常は数日以内に軽減します。

  2. 歯や歯ぐきの違和感・口内炎
     装置が舌や頬の内側に触れて擦れることで、口内炎や粘膜の痛みが出ることがあります。特に装置装着直後や新しいワイヤーに交換した時に起こりやすいです。

  3. 一時的な噛み合わせの違和感
     歯の動きによって噛み合わせが変わるため、食事の際に違和感を感じることがあります。こちらも慣れてくると自然に感じなくなります。


■ 痛み・違和感の対処法

  1. 痛み止めの使用
     痛みが強い場合は、痛み止めを処方しますので使用すると効果的です。矯正治療で感じる痛みは炎症に伴うものなので、早めに服用すると痛みが和らぎやすいです。

  2. 柔らかい食事を心がける
     痛みがある時は、固いものや噛みごたえのある食べ物は避け、ヨーグルトやスープ、煮込み料理など柔らかい食事を摂ると負担が減ります。

  3. 矯正用ワックスの活用
     ブラケットやワイヤーが口内の粘膜に当たって痛む場合、歯科医院で提供される矯正用ワックスを装置に貼ることで、当たりを和らげることができます。簡単に装着でき、痛みの軽減に非常に有効です。

  4. 丁寧な口腔ケア
     口内炎や粘膜の炎症を防ぐため、歯磨きは優しく丁寧に行いましょう。刺激の強い歯磨き粉やうがい薬は避け、口腔内を清潔に保つことが治癒を助けます。

  5. 装置調整時は事前に相談を
     痛みの感じ方や体調に不安がある場合は、矯正医に伝えて調整の強さを調節してもらうことも可能です。無理な力をかけず、段階的に治療を進めることが快適な治療につながります。


■ まとめ

矯正治療に伴う痛みや違和感は、歯が動き始めている証拠であり、通常は一時的なものです。痛みの程度は個人差があり、無理に我慢せず、適切な対処をすることが大切です。

また、気になる症状や不安があれば、遠慮なく担当の矯正歯科医に相談してください。安心して治療を続けることが、理想の美しい歯並びを手に入れる近道です。

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