矯正治療を始めてしばらくすると、
「治療前より口元が出た気がする」
「なんだか顔の印象が変わった?」
と感じて、不安になる方が少なくありません。
実はこれ、矯正治療中によくある一時的な変化です。
■ なぜ口元の変化を感じるのか?
① 歯が動く“途中段階”だから
矯正治療では、最終的な噛み合わせに向かって
一度前に出す → 後ろへ下げる
といった動きをすることがあります。
そのため、治療途中では
前歯が出たように見える
口元に張りを感じる
といった印象を受けることがあります。
② 噛み合わせが変わっている最中
噛み合わせが整う途中では、
奥歯がまだしっかり噛んでいない
前歯だけが当たっている
この状態だと、
口元や顎の位置が不安定に感じやすいのです。
③ 口周りの筋肉が慣れていない
歯並びが変わると、
唇
頬
舌
これらの筋肉の使い方も変わります。
一時的に
口が閉じにくい
口元がもっこりする
と感じるのは、筋肉が新しい歯並びに適応している途中だからです。
■ 「下がった」と感じるケースもある?
逆に、
「口元がしぼんだ気がする」
「老けた印象になった?」
と感じる方もいます。
これは、
噛み合わせの高さが変わった
顎の位置が調整されている途中
による一時的な錯覚であることがほとんどです。
■ 最終的にはどうなる?
治療が進み、
歯の位置
噛み合わせ
口周りの筋肉
これらが整ってくると、
といった変化を実感される方が多いです。
特に、抜歯矯正や前歯の後退を行う場合は
治療後半で口元が大きく改善します。
■ 不安なときは我慢しなくて大丈夫です
治療中の見た目の変化は、
患者さんにしか分からない不安でもあります。
今どの段階なのか
この変化は想定内なのか
いつ頃落ち着くのか
遠慮なくご相談ください。
■ まとめ
矯正治療中に
「口元が変わった?」
と感じるのは、治療が順調に進んでいるサインでもあります。
完成形を見据えて進めていますので、
途中経過で不安になりすぎず、安心して治療を続けてください。